柴山雄一が絶好調。レッドレイヴンで今年お重賞２勝目狙う。
巴賞（OP）を粘って２着
函館記念に出走予定のレッドレイヴンは前走函館で開催された巴賞（OP）で２着に入着した。同じく函館記念に出走する予定のマイネルミラノ（牡5・相沢）に敗れたものの、外を回りながらも最後の直線では良い伸びを見せた。函館の洋芝は合ってそうだ。
今年は柴山雄一絶好調
レッドレイヴンはこれまで重賞を７戦してきたが【0-1-1-5】と勝ち切れずにいる。次走の函館記念でレッドレイヴンに騎乗する柴山雄一騎手は新潟大賞典（ＧⅢ・新潟芝2000m）でこの馬に初騎乗し３着に入着している。前走の巴賞に引き続き今回３度目の騎乗となり、相性も乗るたびに良くなってきている。勝ち切れないのは積極性が無いからだ、と柴山騎手を避難する声もあるようだが、今年の柴山騎手は一味ちがう。好調なのだ。今年すでに43勝しており、7/12終了時点でリーディングは８位。今年は'09年に札幌記念（ＧⅡ・札幌芝2000m）にヤマニンキングリーで勝った以来実に5年ぶりに重賞勝利をあげた。
今年の柴山騎手は土日の騎乗数も多いし、馬質も良い、気付いたらリーディング８位でサンデーRの主戦になっているではないか。最近は良い馬に乗れているからというのもあるが、今回レッドレイヴンという馬も決して弱くない馬だし勝てるチャンスはある。
距離や状態面での不安もあるが、それ以上に斥量も今回は-1kgの56kgで十分勝負できる条件は整っている。
ここは一気に流れにのって重賞２勝目といきたいところだ。
