絶好調の川田騎手。デウスウルトの予想と見解。
絶好調の川田騎手
６月に行われた安田記念（ＧⅠ・東京芝1600m）に１番人気のモーリス（牡4・堀）に騎乗して優勝したのを皮切りに、宝塚記念（ＧⅠ・阪神芝2200m）ではラブリーデイ（牡5・池江）で優勝しＧⅠを連勝。そして先週は福島で開催された七夕賞（ＧⅢ・福島芝2000m）をグランデッツァ（牡6・平田）で優勝し、この２ヶ月で立て続けに重賞を勝っている。
函館記念はデウスウルトで
デウスウルトは前走新潟大賞典（ＧⅢ・新潟芝2000m）で13着と大敗を喫している。スローペースの中で２番手を追走し、直線でトップスピード勝負になるもキレ味悪く沈んでいった。今年は４戦重賞レースを走っており疲れも気になる。２走前の不良馬場での疲れが影響したのかもしれない。
新潟は外回りの末脚で勝負するかと思いきやまさかの先行策だったのにも驚きだったが、最後の直線で見せ場を作れなかったのは残念。
新潟は２つのコーナーしかなく直線も長かくてスローにやりやすい特殊なコースだった。舞台が初出走となる函館に変わってどこまで対応できるか。
函館芝2000mは４つのコーナーがあり直線も主要10ヶ所の競馬場の中で一番短いコースだ。芝も洋芝になりパワーがいる競馬場である。キンカメ産駒でパワーはありそうだが、キレはないので３走前の中日新聞杯（ＧⅢ・中京芝2000m）の時のようにジリジリとしぶとく喰らいついていけば２，３着までには粘れるか、といった感じか。
